Fontana's Cinema Paradiso

この映画、みたことあるはずなのに、おぼえていない・・・そんな自分のメモランダム

シラート(2025)

音響が重要なので映画館で観よう!

「シラート」とは地獄と天国を結ぶ細い細い道、それはまるで刃のような道・・・。モロッコの砂漠で巨大スピーカーでビートをきざみ踊りまくるアウトローな人々。時代は近未来?砂漠の外では世界戦争?よくわからないまま話はすすむ。

自然発生的な踊りの集団みたいなのをレイブというのだが、それにも特に意味はない。家出してレイブに行ってしまった娘を探す父親と息子。軍隊に追われて砂漠の深奥へ。

砂漠でのサバイバル、レイバーと親子のじんわりした交流。どう展開していくのかと思っているうちに・・・一人ずつ(ネタバレはここまで)

最後までジリジリ焼け付く砂漠の中で。

砂漠映画の傑作と言えば「シェルタリング・スカイ」だと思うが、そういう思想性はこの映画にはない。思想がない、いや思想を逃れて踊る人々が主役なんだ。

教訓「クルマが運転できない人間だけをクルマに残して斜面にクルマを停めては絶対にいけない」。このパターンの悲劇ー例えば子供が遊んでいるうちにパーキングブレーキ外して大事故ーは、映画でしばしばお目にかかる。

 

プラダを着た悪魔 2 (2026)

20年前の「1」をAmazonPrimeで見たのに続いて、「2」を劇場で観てきました。登場するメンバーは20年の歳月を感じさせなかったですね。さすが!

ただし、いきなり「2」はおすすめできない。「1」を、それも直近でみてからのほうが圧倒的に楽しめますね。

結局最後は「金(かね)」かい・・という気もしましたが、まあさわやかでした。メリルが長生きしたら・・・いや、メリル抜きとなっても「3」もありそうだな。そうなると観る側の寿命も試されます。

ファッション界の人々やモデルや、そしてレディー・ガガも本人役で多数登場。

サントラも聴きごたえあり、すでにAmazonMusicHDで聴けます。

プラダを着た悪魔 (2006)

予習で観たらなかなかよかった!

公開されたのは、20年も前なんだ・・・

そこから20年経って続編「2」ができるのが、まずは素晴らしい。「2」のほうがヒットしていることもあり来週劇場で観ようと思っているので、まずは20年前のオリジナルをPrimeVideoで300ポイントつかって観た。

バリキャリウーマンのサクセスストーリーならぬ、最後はキャリアよりも人生という展開ながらも含みを持たせて終わったので、まるで20年後に「2」を作る予定だったかのような。

メリル・ストリープは56歳→76歳、アン・ハサウェイは23歳→43歳ですか、人生は日々を生きるにはあまりにも長く、そして振り返るにはあまりにも短い。

AWAKE(2020)

バグがなければコンピュータが勝つのだが・・・

AWAKE

AWAKE

  • 吉沢亮
Amazon

結局、将棋も囲碁も、コンピュータを道具としてうまく取り込んで決着させて、人間VSコンピュータという構図そのものを「なかったこと」にして折り合いがついた。そこの部分がうまく描けている。

今の生成AIブームも同じ道をたどるのだろうか?生成AIで事務処理の手助けをすることや、文章を書かせることが、まあ道具として当然の世界になったときに、やはりAIで代替されて無くなってしまう職業はあるだろう。というか、それはそもそもブル・シットな仕事に過ぎなかったということなのかな。

結局、個々人レベルで生成AIを道具として使い、世の中と渡り合っていく。そう考えると、将棋でも囲碁でも、プロ棋士が研究の道具としてソフトやAIを使い、人間同士の戦いを勝ち抜くのに役立てている。同じ文脈で、私がAIを道具として使って、作業の合理化をはかりながら、それでもわたしにしかできない成果をあげること、それが未来図かな。

サブスタンス(2025)

歳をとっても、それなりの幸せもあろうに・・・

決して取り戻すことのできない「若さ」というテーマの哲学的側面があるのかな・・・デミー・ムーアがじわじわと歳をとっていく・・・と、思ってみていたら、次第に収拾がつかなくなって、最後はキショーのスプラッターものになってしまった。残念。もう少しどうにかならなかったのか。ハリウッドの映画作りって出口が見えない感じになっているんじゃないか。

ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024)

純粋にボディアクションを楽しむ

「ばけばけ効果」で観る人が増えたのかな。「ばけばけ」の直前まで、こんなアクションを頑張っていたんだね、と。全編、わが故郷(髙石あかりの故郷でもあり)宮崎が舞台で、宮崎弁キャラに宮崎県庁などなつかしい。

メイキングがなかなか面白い!映画とはいえこのアクションをこなすには体がボロボロになるんだなとよくわかる。池松壮亮、多才。