音響が重要なので映画館で観よう!

「シラート」とは地獄と天国を結ぶ細い細い道、それはまるで刃のような道・・・。モロッコの砂漠で巨大スピーカーでビートをきざみ踊りまくるアウトローな人々。時代は近未来?砂漠の外では世界戦争?よくわからないまま話はすすむ。
自然発生的な踊りの集団みたいなのをレイブというのだが、それにも特に意味はない。家出してレイブに行ってしまった娘を探す父親と息子。軍隊に追われて砂漠の深奥へ。
砂漠でのサバイバル、レイバーと親子のじんわりした交流。どう展開していくのかと思っているうちに・・・一人ずつ(ネタバレはここまで)
最後までジリジリ焼け付く砂漠の中で。
砂漠映画の傑作と言えば「シェルタリング・スカイ」だと思うが、そういう思想性はこの映画にはない。思想がない、いや思想を逃れて踊る人々が主役なんだ。
教訓「クルマが運転できない人間だけをクルマに残して斜面にクルマを停めては絶対にいけない」。このパターンの悲劇ー例えば子供が遊んでいるうちにパーキングブレーキ外して大事故ーは、映画でしばしばお目にかかる。






