Fontana's Cinema Paradiso

この映画、みたことあるはずなのに、おぼえていない・・・そんな自分のメモランダム

黒牢城 (2026)

荒木村重という生き方?

https://movies.shochiku.co.jp/kokurojo-movie/

うーん、パッとしない。そもそも荒木村重が主役という時点で想像はできたのだが、豪華キャストのわりにチャチャッと仕上げました感が強い。有岡城籠城1年の間に次々に起こる怪奇事件を城主荒木村重(本木雅弘)が牢の中の黒田官兵衛(菅田将暉)の力を借りて解決する。実はその怪奇事件は・・・というストーリー。

黒沢清監督もいつの間にか大御所になってしまったということか。

君の顔では泣けない (2025)

原作とは違ったテイストなれど、別の魅力あり

男女入れ替わりモノ・・・ではあるが、じつはジェンダーと人生を深く考察する話。というのは、15歳で男女が入れ替わって心と体がアンマッチのまま時が流れて30歳。原作では女性というジェンダーの人生の大変さを乗り越えていかざるを得ない元男子のほうがメインだったが、映画では男性の肉体になじめない元女子の苦悩もかなり表現されていた。主役の2人の演技も、複雑な役作りをうまくこなしていた。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014)

古き良きヨーロッパ

ここまで回想の階層化をする必要があったのか。古き良きヨーロッパのリゾートホテルの回想を回想する話を聞いた作家がそれを回想するというマトリョーシカ的構造で、劇中劇中劇みたいになっていることの意味が見いだせない。

替え玉ブラヴォー

すっぱ!

NHKの夜ドラが続々とAmazonPrimeで見れるようになっている。評判良かったのに見逃していた北香那さん主演の「替え玉ブラヴォー!」15分×20回を一気見。こじらせ女子の友情物語!?ラーメン×バレー、なかなか楽しめる。

ただ、NHKのコンテンツって受信料で出来ているんだよね、と考えるとNHKオンデマンドやこうした商業配信に乗せるというのは、ちょっとだけ違和感はある。

インビジブル・ゲスト (2017)

スペイン版を押します

なかなか手の込んだ筋書きの犯罪ドラマ。回想の中でのうそが覆されて、さらにそこにあったうそが覆されて・・・と、ひねりにひねりが加わって最終的には・・・

本作はスペイン舞台のスペイン映画だが、2020年にイタリアでリメイクされたものも「インビジブル・ウイットネス」というタイトルでアマプラで見ることができる。まあ、でもどちらかというとスペイン版のほうが主人公のIT長者の酷薄さが上手く出ていてよかった。

シラート(2025)

音響が重要なので映画館で観よう!

「シラート」とは地獄と天国を結ぶ細い細い道、それはまるで刃のような道・・・。モロッコの砂漠で巨大スピーカーでビートをきざみ踊りまくるアウトローな人々。時代は近未来?砂漠の外では世界戦争?よくわからないまま話はすすむ。

自然発生的な踊りの集団みたいなのをレイブというのだが、それにも特に意味はない。家出してレイブに行ってしまった娘を探す父親と息子。軍隊に追われて砂漠の深奥へ。

砂漠でのサバイバル、レイバーと親子のじんわりした交流。どう展開していくのかと思っているうちに・・・一人ずつ(ネタバレはここまで)

最後までジリジリ焼け付く砂漠の中で。

砂漠映画の傑作と言えば「シェルタリング・スカイ」だと思うが、そういう思想性はこの映画にはない。思想がない、いや思想を逃れて踊る人々が主役なんだ。

教訓「クルマが運転できない人間だけをクルマに残して斜面にクルマを停めては絶対にいけない」。このパターンの悲劇ー例えば子供が遊んでいるうちにパーキングブレーキ外して大事故ーは、映画でしばしばお目にかかる。

 

プラダを着た悪魔 2 (2026)

20年前の「1」をAmazonPrimeで見たのに続いて、「2」を劇場で観てきました。登場するメンバーは20年の歳月を感じさせなかったですね。さすが!

ただし、いきなり「2」はおすすめできない。「1」を、それも直近でみてからのほうが圧倒的に楽しめますね。

結局最後は「金(かね)」かい・・という気もしましたが、まあさわやかでした。メリルが長生きしたら・・・いや、メリル抜きとなっても「3」もありそうだな。そうなると観る側の寿命も試されます。

ファッション界の人々やモデルや、そしてレディー・ガガも本人役で多数登場。

サントラも聴きごたえあり、すでにAmazonMusicHDで聴けます。