難解で、「わかった」という爽快感がイマイチ乏しい
「メメント」「インセプション」のクリストファー・ノーラン監督。彼の最新作「オッペンハイマー」を観る前に「テネット」をみることに。一回さらっと見ただけではかなり難解。
一度見て、あたりをつけて、さらにネタバレ解説を読む。読んでもなおよくわからない・・・
2回目見終わったが・・・↑のネタバレ解説で大きな流れはつかめたものの・・・そこまで複雑化する必然性がよくわからない。時間を順行したり逆行したりするということを映像化したくてのストーリー展開?なのかな。ポイントはタイムトラベルするのではなく巡行するか逆行するかしかないことを認識すること。あとは、その巡行と逆行の入れ替わりポイントを認識すること。
ラテン語の回文「SATOR AREPO TENET OPERA ROTAS(農夫のアレポ氏は馬鋤きを曳いて仕事をする)」というのが欧米圏では常識?なのか。この回文を構成する単語がすべて登場する。
すごく考えて作ってはあると思うが、そこまで面白いかはまた別問題。(Amazon Prime・キネ旬2020年外国映画10位)