J・ディップのユージン・スミス
次第に忘れられていくであろう水俣病とそれに関わった人々。その中でも水俣病の悲惨さを写真として世界に知らしめた写真家ユージン・スミスの水俣時代を描いた映画。チッソは本当にこんな暴力団まがいのことをしたのか?と疑問に思うかもしれないが・・・実際にしたようだ(wiki)。有名な写真「入浴する智子と母」が与えたインパクトは大きかっただろうと思う。政府もチッソも外圧には弱そうだし。
NHKでやっていたユージン・スミスのドキュメンタリーのほうが当然ながらリアリティがあった。わかりやすさが映画のメリットか。(Amazon Prime・2021キネ旬外国映画第9位)